<材料(2人分)> 【バターポテト】
ステーキ牛肉 : 2枚250g バター : 大さじ1
バター : 大さじ2 イタリアンパセリ : 適量 にんにく : 1片 塩・粗挽き胡椒 : 少々
塩・粗挽き胡椒 : 少々
赤ワイン : 大匙2 オリーブオイル : 少々
ローズマリー : 一枝
ビーフステーキの調理時間は短い。火力と焼き上げ時間次第で一瞬にして勝負がつく。薪ストーブの熾火は圧倒的に味方してくれる。せっかくなのでコーヒー一杯諦めてでも少し良い牛肉で挑戦したい。ここでは一人120g厚さ2cm950円の黒毛和牛を使った。肉は厚めがおいしい。外はこんがり、中はピンク、今までで最高の出来になった。塩とコショウは、片面のみに振るので注意。また焼き過ぎるとすべてが台無しになるので少しレアー気味に・・・。簡単な料理だけれど意外に難しい。
<作り方>
①肉は30分以上前に冷蔵庫から出し常温に戻しておく。その間に下のポテト等付け合わせの準備へ。ストーブを使う場合は調理40分以上前に最後の薪をくべて250度以上に維持ししっかり熾火を作っておく。
➁焼く直前に肉の片面のみに、塩2つまみ位とコショウを30cm位の高い位置から均一になるよう親指と人差し指、中指で擦りながら振りかける。にんにくは1ミリ程度にスライスか、半分に切り圧し潰しておく。
③熾火状態の炉内にスタンドを立て、燠を中央に寄せておく。
④ストーブ天板上で熱したフライパンにオリーブオイルとバターを少し入れ弱火でニンニクとローズマリーを軽く色ずくまで炒めて作業皿に取り出しておく。フライパンは鉄製で厚いものがよく、ここでは鍛鉄のターク社製フライパンを使っている。一枚鉄からの手作りで少し高いが
一生ものだと思えば安く長く楽しめる。
⑤いよいよ肉を焼く。フライパンに少しオリーブオイルを足し、盛り付けの表側、即ち塩胡椒した
側から炉内スタンドで最初の30秒間は強めの火で一気に焼く。ミディアムならその後中火で120秒、火が強い場合ストーブ天板と交互で火力調整も。ウェルダンなら天板上でさらに30秒焼く。
表面にすこし血がわいた状態になる。
⑥肉を裏返して、さらに中火で30秒から60秒焼く。焼く途中でむやみに返したり押さえつけたりすると旨みが逃げる。
⑦ソースは残り油にバターを少しと赤ワイン少々入れ(好みでアンチョビのみじん切りも)、取り出していたニンニクとローズマリーも戻してバターが溶けたら、メイン皿の肉にニンニクとローズマリーをのせてソースをかける。あるいは下記のキノコソースを添えるかける。
〈付け合わせの作り方-バターポテト〉
①ジャガイモは皮と芽は取っておく。厚さ1から2センチ弱程度に粗く切る。1.5センチ角程度のサイコロ型も食感がよい。あるいは四分割。
➁イタリアンパセリはみじん切りに。パセリの代わりにローズマリーみじん切りもよい。
③手鍋でジャガイモを水からゆで始める。ゆです過ぎない様時々
串を刺して少し固めにゆでる。ゆでる代わりにお皿にラップして電子レンジで3分程度でもOK。水切りして塩、オリーブオイル、ハーブと和える。
④水切りした鍋を弱火にかけ、バターかオリーブオイルを入れて軽く混ぜバターが溶けたらゆでたジャガイモと刻んだパセリも加え、綺麗に焦げ目をつけ塩コショウして味を調えたら出来上がり。
メインのお皿に沿える。
〈キノコのクリームソース〉
①キノコ類200gは水洗いすると味が消えるのでペーパーで汚れをふき取り、少し厚めに切る。
➁鍋にバター10gとオリーブオイル小さじ1入れて弱火にかけ、バターが溶けたらニンニクひとかけのみじん切を加えて炒める。キノコを加えるがここで塩すると水が出るので塩は後で。
③時々混ぜるも、色を濃い目につけるので多少放置状態で炒める。
④焼き色がしっかりついたら、1/5カップの水と一つまみの塩を入れ、水分が消える程度に炒める。
⑤生クリーム100㏄を加えとろみが出るまで煮る。胡椒をかけて味見をしてみる。