XserverへWordPressを設定の時はディレクトリー選択にくれぐれも注意しましょう

新年早々の初ブログにもかかわらず、ITがらみの少し硬い話から始めることにします。
なぜなら、多くの人が私と同じ落とし穴に落ちて悔しい思いをして欲しくないからです。

新年を期して今まで使っていたIBMのホームページビルダーから、Wordpressというブログやサイトの作成・管理ソフト(CMS:Contents Management system)に切り替えることにしました。 Wordpressは無料のオープンソフトで、世界中の企業や個人のサイトやブログに幅広く使われている人気ソフトです。
WordPressをインストールするサーバーは有料で最近は月千円から2千円程度と安く借りることができます。比較検討の結果総合評価の高いXserverを選択、独自のドメイン(URL:私の場合は wakumcafe.com のこと)をキャンペーン無料提供のおまけつきで契約しました。

サーバーやドメインの設定完了後、いよいよWordpressをダウンロードしサーバ―にインストールの場面で、Xserverの手順マニュアルの舌足らずな記載で見事落とし穴へ落ちました。場面は、Xserverのホームページソフト自動インストール手順の中のインストールURLの欄。記載は次の様です。
インストールURL:  お客様のドメイン名/wp
[お客様のドメイン名]にて、お客様のWordpressにアクセスを希望する場合は[wp]の部分を空欄としてください。
はじめてXserverやWordressでドメインやホームページソフトを使おうとする人に、上記カッコ以下の意味が正しく理解できるでしょうか。私を含め9割の人が、意味不明で結局、Xserverのおすすめらしき、お客様のドメイン名/wpにWordpressをインストールしていると想像します。ちなみにサイトで検索してみると○○/wpにインストールして悔やんでいる人が何と多いことか・・・
理由は簡単です。○○/wpでは、ホームページを表示するURLも最初に設定した独自ドメイン+wpとなるからです。私の場合なら、http://wakumcafe.com (ルートディレクトリー)のつもりが、http://wakumcafe.com/wp (サブディレクトリ―)と/wpを余分につけて入力しないとホームページ画面にたどり着けないことになります。せっかく独自のドメインを取得したのにヤドカリの様なURLでは寂しい。

取りあえず、これからXserverにWordpressをインストールする人は、上記マニュアル記載を以下の様に解釈してください。
インストールURL:  お客様のドメイン名/wp (注)この場合はホームページ表示のURLに/wpが加わります。
[お客様のドメイン名]のみのURLで、お客様のホームページにアクセスを希望する場合は[wp]の部分を空欄としてください。

私の場合はドメイン取得時にすでに多くの知人に新しいホームページのURLをルートディレクトリ―であるwakumcafe.comと通知してしまいました。なんどか打開策はないものとネット検索すると、『サブディレクトリー(/wp/)にインストールしたWordpressをドメイン直下に表示する方法』というサイトを発見。これだ!しかし、直接プログラムソースに手を入れる方法らしく、とてもついて行けない。
結局、最終解決した方法は、Wordpressの自動インストール画面から/wpにあるWordpressを削除し、かつ当初自動作成されたMysqlデータベースも削除した上で、再度今度は/wpをつけず独自ドメイン直下のルートディレクトリ―に自動インストールする方法でした。当然既存の投稿ページのデータ等は消えますが、まだ使い始めたばかりでデータはほとんど無いので問題なし。IDやパスワードなど様々な設定に影響がでて以後不具合に悩まされるかもというリスクはありましたが杞憂に終わり、今こうしてwakumcafeのURLで投稿しています。
なんとか2016年も無事スタートしたようです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です