<材料(2人分×2回)>
薄力粉 : 50ℊ トマトソース :多めに300g
強力粉 : 50ℊ バジル・ルッコラ等 : 適宜
卵 : 1個 モツァレラチーズ : 100g
水 : 大さじ1
玉ねぎ : 1/6個
にんにく : 1片
牛ひき肉 : 80g
リコッタチーズ : 50g
パルメザンチーズ : 大さじ2 ※リッコタチーズが無い場合
ホウレンソウ : 一株 カッテージチーズ 50g
イタリアンパセリ : 5枝 クリームチーズ 50g
白ワイン : 大さじ2
ナツメグ : 少々
カネロニは大きな円筒形のパスタをいう。生パスタがない場合は板状の乾燥ラザニアを使う場合が多いが少し硬かったり分厚すぎたりと今一つ。パスタマシンはイタリア製でも数千円から入手できスパゲッティやフェットチーネはもちろんカネロニなどに使う板状の薄いパスタが綺麗にできるので便利だ。
<生パスタの作り方>
① 小麦粉をボウルに入れ、中央に穴を開けて溶き卵を流し込む。
➁ 卵を徐々に粉で覆うように混ぜていく。全体が一塊になるまで混ぜ続け、硬い様なら水を少しずつ加えてねる。水はせいぜい大さじ1杯程度で入れ過ぎない。
③ 塊を打ち粉したテーブルに移し、打ち粉しながら手前から前方に押し出すようにこね続けて滑らかにする。耳たぶ程度の柔らかさが目標だが少しかためがよい。
④ 丸くまとめてラップし、テーブル上で30分休ませる。この間にカネロニに包み込む具を下記により作っておく。
⑤パスタメーカーを準備、新聞紙を敷いたテーブルの端に固定する。
⑥丸めた生地を細長く平たくし4等分して、一つ目を5ミリ余りの厚さに伸ばす。
ATLAS150は厚味調整ダイアルが0=4.8㎜1=3.8,2=3.3,3=2.5,4=1.9,5=1.5,6=1.2,7=1.0,
8=0.8,9=0.6㎜までの10段階。先ずは0ダイアルでハンドルを回しながら伸ばし、二つ折りにして粉をふり再度0を通す。順次2番、4番、6番と繰り返してだんだん薄くする。今回のカネロニは6番の1.2㎜で止める。その後の経験では薄目の7番の方が断然口当たりがよい。毎回ローラーを通す前にしっかり打ち粉すること、さもなくば機械に粘りつくし、基本的にローラーの逆回転は不可。
⑦6番まで薄くしたパスタを10㎝×15㎝程度に切る。端切れは次の塊に加えてパスタ生地にする。
全体で6枚程度のカネロニパスタ生地を作って粉をふり作業さらに積んでおく。
<カネロニの作り方>
①玉ねぎとニンニクはみじん切りにしておく。フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火でにんにくが香り立ったら、玉ねぎを加えて中火でしんなりするまで炒める。
➁さらにひき肉を入れて炒め、色が変わり始めたらトマトソースと白ワインをそれぞれ大さじ2ほど入れてアルコールをとばし、塩コショウしてお皿に取りさましておく。炒め過ぎないこと。
③ホウレンソウはさっと軽くゆでてみじん切りにし、さらにイタリアンパセリもみじん切りにしておく。モッツァレラチーズは5㎜厚程度の一口大に切っておく。
④ボウルにリコッタチーズ、ホウレンソウ、イタリアンパセリ、パルミジャーノ、ナツメグ、さらに上記➁の炒めたひき肉等を加え塩コショウして手で混ぜる。ひき肉等は事前に冷ましておかないとチーズが腐敗しやすい。
※リコッタチーズが無いときは、スーパーで手に入りやすいカッテージチーズとクリームチーズを1:1でしっかり混ぜたものでもよい。更にカッテージチーズは牛乳200㏄を沸騰直前に酢又はレモン汁を大さじ1入れて混ぜ、ボウルとザルで越して塩すればできる。これらがいづれもない場合は、パルミジャーノを多めにすりおろして代用する。
⑤ 鍋にたっぷりの湯を沸騰させ、お湯の1%程度の塩をいれ、カネロニをゆでる。生パスタなので4分から5分程度ゆでれば充分。粉が振ってあり粘りつくことはないが時々箸でかるくまぜる。茹で上がったらザルにとり水を切って作業皿等に並べておく。生パスタは意外に強く破れにくい。
⑥ オーブントレーかキャセロールにオリーブオイルを軽く塗りトマトソースを軽くひいておく。
作業皿の上でゆでたカネロニの端に④の具を並べて最後にモッツァレラチーズを2個置いて巻いたものをトレーに並べる。
⑦カネロニの上にトマトソースをたっぷり乗せ、さらにモッツアレラチーズを一つのせる。
※トマトソースの作り方はこちらから
⑧オーブンを200度で予熱し約20分間焼いて綺麗な焦げ目がついたら、皿に盛り野菜を添えて完成。